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結婚式はする?しない?費用や周囲の意見に悩むふたりへ|自分たちらしい結婚の形

公園のベンチで、ふたりが穏やかに気持ちを話し合うイラスト

結婚が決まり新生活の準備が進む中で、「結婚式をするか、しないか」と悩んでいませんか?

費用や準備の負担、周囲の意見だけでなく、ふたりの希望がすれ違ってしまうこともありますよね。

結婚式は「する、しない」の二択だけではありません。家族婚やフォトウエディング、時期をずらして挙げるなど、多様な選択肢があります。大切なのは、 ふたりが納得できる「結婚の形」を選ぶ ことです。

この記事では、元ウエディングプランナーの筆者が、結婚式をする・しないそれぞれのメリットや気になる点、さまざまなスタイル、決める前に考えておきたいことを紹介します。

ふたりが納得できる選択をするために、ぜひ参考にしてくださいね。

結婚式をする?しない?迷うのは自然なこと

結婚式に対する価値観は人それぞれ

SNSなどで目にする華やかな結婚式に憧れ、ドレスを着て大切な人たちに祝福されたいと思う人もいれば、結婚式にあまり関心がなかったり、人前に立つことが恥ずかしいと感じる人もいます。費用や準備の負担を考えると、積極的になれないという人もいるでしょう。

どちらの考え方も、間違いではありません。

周囲の言葉や事例に惑わされず、 まずは自分たちの価値観を大切にしましょう。

盛大な挙式・披露宴だけでなく、少人数婚や家族婚、フォトウエディングなど、結婚の節目を迎える方法は多様化しています。

周囲の意見より、ふたりの気持ちを整理する

結婚式をするかどうかを考えるとき、まず大切にしたいのは、 ふたりがそれぞれどのように考えているかを知ること です。

「結婚式を挙げたい」「費用は新生活に使いたい」「家族には晴れ姿を見せたい」など、思いはさまざまです。

ここで気をつけたいのが、相手に遠慮しすぎないこと。相手が結婚式を望んでいないからと自分の気持ちを押し込めたり、反対に自分の希望だけを優先したりするのではなく、お互いの考えを伝え合うことが大切です。

結婚は、これから長い人生をともに歩んでいくふたりのもの。結婚式をするか、しないかにかかわらず、意見の違いを話し合い、ふたりが納得できる答えを見つけることは、結婚生活に向けた大切な一歩にもなります。

結婚式をする・しない、それぞれのメリットと気になる点

結婚式をする場合としない場合には、それぞれにメリットと、事前に考えておきたいことがあります。どちらか一方を正解とするのではなく、自分たちにとって何が大切なのかを考えながら比較してみましょう。

結婚式をするメリットと考えておきたいこと

最大の魅力は、大切な人たちに感謝を伝え、一堂に会して門出を祝えることです。

普段は照れくさくて伝えられない「ありがとう」も、結婚という節目だからこそ、言葉や演出にして届けられることがあります。また、恩師や学生時代の友人など、今の自分にとってかけがえのない人たちと、このような機会だからこそ再会できることもあるでしょう。

さらに、ドレスやタキシードを着て写真を残したり、非日常的な空間で食事や会話を楽しんだりできることも、結婚式ならではの魅力です。

一方、費用がかかることや、準備による時間的・体力的負担には注意が必要です。予算オーバーを防ぐためにも大切にしたいことの優先順位を決め、ふたりで分担しながら無理のない計画を進めていきましょう。

結婚式をしないメリットと考えておきたいこと

費用や準備の負担を抑えられ、資金を新生活や貯蓄に回せる点が大きなメリットです。

ただし、結婚式をしない場合にも、結婚という節目をどのように迎えるか、家族にどのように伝えるかは考えておきたいところです。

もちろん、結婚はふたりでするものですが、親がふたりの晴れ姿を見たいと思っていたり、親族へのお披露目を望んでいたりする場合もあります。そうした気持ちを後から知り、「何かしておけばよかった」と感じることもあるかもしれません。

結婚式をしないと決める前に、お互いの家族の気持ちも確認しておくと、後から認識の違いが生まれるのを防ぎやすくなります。

結婚式をしないからといって、感謝を伝えたり思い出を残したりする機会がなくなるわけではありません。親族や周囲への報告に加え、両家で食事会を開いたり、記念写真を撮ったりするなど、節目を祝う方法はいろいろとあります。自分たちに合った方法を考えてみましょう。

結婚式にはどんなスタイルがある?

結婚式をするか、しないかで迷っているときは、結婚式のスタイルを広げて考えてみるのもおすすめです。大切にしたいことや予算、家族の希望に合わせて、考えてみるといいでしょう。

挙式・披露宴で家族や友人と祝う

挙式と披露宴を行うスタイルは、家族や友人、職場の人など、多くの大切な人たちに結婚を報告し、感謝を伝えられることが魅力です。

ゲストと食事や会話を楽しみながら、ふたりの門出を祝う時間を共有できます。多くの人に晴れ姿を見てもらいたい場合や、これまでお世話になった人たちに直接感謝を伝えたい場合に向いているでしょう。

家族・親族を中心とした少人数婚

大勢のゲストを招くことに抵抗がある場合は、家族や親族を中心とした少人数婚も選択肢のひとつです。

親しい人たちとゆっくり食事を楽しんだり、一人ひとりと会話をしたりと、アットホームな時間を過ごしやすいスタイルです。

招待する人数を絞ることで、ふたりが大切にしたいことに予算を配分しやすくなる場合もあります。

フォトウエディングで写真を残す

挙式や披露宴は行わず、衣装を着て写真を撮影するフォトウエディングもあります。

「ドレス姿を写真に残したい」「ふたりの記念になるものがほしい」という希望をかなえながら、挙式や披露宴とは異なる形で結婚の節目を残せます。

家族と一緒に撮影したり、思い出の場所で撮影したりするなど、希望に合わせて計画できることも魅力です。

食事会や時期をずらすなど自分たちらしいスタイル

挙式や披露宴という形式にこだわらず、家族との食事会などで結婚をお祝いする方法もあります。

親への感謝を伝える場を設けたり、両家がゆっくり交流できる時間をつくったりと、目的に合わせて内容を考えられます。

また、経済的な事情や仕事の都合、出産などの理由で、今すぐ結婚式を挙げるのが難しいカップルもいるでしょう。

その場合は、先に入籍して生活が落ち着いてから結婚式を挙げたり、出産後に子どもと一緒に結婚式を行ったりする方法もあります。

「今は難しいから、結婚式はしない」と決めるだけでなく、時期をずらすことも選択肢のひとつです。ふたりの状況に合わせて、無理のないタイミングやスタイルを考えてみましょう。

結婚式をするか決める前に考えたい3つのこと

結婚式をするか、しないか迷ったら、まずは次の3つのポイントから話し合ってみるといいでしょう。

1. ふたりが結婚の節目に大切にしたいことは何か

「親に感謝を伝えたい」「大切な人たちに結婚を報告したい」「ドレス姿を写真に残したい」「ふたりで思い出に残る旅行をしたい」など、希望は人それぞれです。

ウエディングプランナーとして多くのカップルと接してきた中で、結婚式を終えた方からよく聞いたのは、 「親に感謝を伝えられてよかった」 という声でした。また、結婚式当日の写真を見返すことで、その日の思い出や大切な人たちとの時間を振り返れることも、魅力のひとつです。

もちろん、感謝を伝える方法は結婚式だけではありません。「ドレスを着たい」という希望も、「ふたりで写真を残したい」のか、「みんなと楽しく過ごしたい」のかによって、かなえ方は違います。

大切なのは、ふたりがそれぞれどんな気持ちを大切にしているかを伝え合うことです。

結婚式をするか、しないかを話し合う際は、費用や準備の負担が気になりがちですが、まずは お互いの希望を整理する ことから始めてみましょう。

2. 費用と準備の負担をどこまで受け入れられるか

自分たちの希望するスタイルが見えてきたら、予算や準備に割ける時間・労力を確認します。特に披露宴をする場合は、内容や規模によって、費用だけでなく準備にかかる負担も大きく変わります。

SNSやネットの情報だけでは、実際にかかる費用や準備の負担がわかりにくいこともあるでしょう。費用は友人にも聞きづらい話題のひとつです。不安な場合はブライダルフェアに参加して見積もりをもらい、具体的な費用を把握するのも方法のひとつです。

そのうえで、希望をかなえながら規模を小さくできないか、準備の負担が少ない別のスタイルを選べないかなど、工夫していくこともできます。最初から選択肢をひとつに絞らず、 無理なく実現できる方法 を探してみましょう。

3. 親や家族の希望とどう向き合うか

結婚式はふたりのものですが、親や家族の意向も確認しておきたいポイントです。

ふたりの間では結婚式をしないと決めていても、親は結婚式を挙げるものだと思っていたり、ふたりが知らないところで親族への話を進めていたりすることもあります。また、子どもの結婚式のために費用を準備している親もいます。

結婚式の準備が進んでから意見の違いが明らかになると、会場や招待人数などの計画を見直す必要が生じる場合もあります。

こうした行き違いを防ぐためにも、親への結婚の挨拶や両家顔合わせなどの機会に、結婚式についてどのように考えているかを確認しておくとよいでしょう。

親の希望をすべてかなえる必要はありませんが、 背景にある気持ちにも耳を傾けつつ、最終的にふたりが納得できる選択 をしましょう。

ふたりに合った結婚の形を選ぼう

結婚式をするか、しないか。どちらを選んでも、それだけでふたりの結婚生活の価値が決まるわけではありません。

世間の常識や周囲の意見、SNSで見かける情報に振り回されず、 「自分たちが何を大切にしたいか」を基準に考える ことが大切です。ふたりが納得し、笑顔で新たな一歩を踏み出せる選択を目指しましょう。

もし「まだ決められない」と感じている場合は、挙式・披露宴だけでなく、少人数婚やフォトウエディング、食事会など、さまざまなスタイルを調べてみるのもよいでしょう。必要に応じて、結婚式場や相談窓口で情報を集めることも選択肢のひとつです。

どのような形を選ぶとしても、ふたりで本音を話し合い、納得して決めることが、これからの結婚生活の確かな土台になります。家族とも気持ちを共有しながら、ふたりらしい結婚の形を見つけていきましょう。